かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

春の海を吹いてみる(その4)

おはようございます。こんにちは、こんばんは。
「かすみのフルートレッスン」です。
”フルート演奏に役にたつかもしれない”お話です。

私が「初級レベルから抜け出せた」と感じた事や、
フルートの生徒さんによい影響があった方法をお送りしています。

実践される場合は御体に無理の無い様に自己責任でお願い致します。


本日のタイトル
春の海を吹いてみる(その4)

お正月なので、春の海の演奏についてお話しをしています。
フルートで春の海に挑戦とか苦戦中という方向けのご提案です。複数回に分けて記載中です。

今日の提案は
全音符は現在位置が重要」です。

フルートのレッスンで全音符が短いと指摘されたことがありませんか。
春の海では初めの方に低音のFとEの全音符があります。
低音Fの音をクレッシェンドすると、つい興奮気味になって次の低音のEの音が早く入ってしまうことがあるのです。

解決するには、
全音符を伸ばしているとき今何拍めにいるかという現在位置を常に意識することです。

フルートのレッスンの時に長さが曖昧だなと感じるときに試す方法があります。
生徒さんがFを伸ばしているときに「止まってくださいませ」と止まってもらって、「今どこを吹いていましたか?」というと生徒さんはFの音を指さします。
なので「Fの何拍目でとまりましたか。」と現在位置を聞くと、
「2拍めか3拍目あたり」と答えます。
そこでもう一度演奏してもらうと生徒さんは「しっかりした数え方」に変わります。

「数えていると思う」という数え方と
「しっかりした数え方」では演奏が違います。
この「しっかりした数え方」にするとクレッシェンドの計画が出来るようになります。
それからビブラートもいい感じになってきます。

それではまた、
次回も読んでくださると嬉しいです。