かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

春の海を吹いてみる(その6)最終回

おはようございます。こんにちは、こんばんは。
「かすみのフルートレッスン」です。
”フルート演奏に役にたつかもしれない”お話です。

私が「初級レベルから抜け出せた」と感じた事や、
フルートの生徒さんによい影響があった方法をお送りしています。

実践される場合は御体に無理の無い様に自己責任でお願い致します。


本日のタイトル
春の海を吹いてみる(その6)

お正月なので、春の海の演奏についてお話しをしています。
フルートで春の海に挑戦とか苦戦中という方向けのご提案です。複数回に分けて記載しました今日で最後にします。

今日の提案は
「16分音符は全部言う」です。

春の海は途中からallegroになるのですよね。
16分音符の連符がつっかえてしまうと残念です。

今まで間違えずに吹けていた部分は、フルートで演奏しやすい音の並びだったかもしれません。ミーからソー、ソラシからラソミー、ミソラからソラーなどです。
しかし、allegroになり吹きやすい音の並びでないと間違えてしまいます。

これは頭ではついて行けない音読みを指が予想で動いているのかもしれません。
指に勝手に演奏させてはいけません。
間違えて吹き直すことで吹けた事にしてしまうのはもったいないです。

改善するためには全部の音をしっかり見ます。
「しっかり見ていると思う」のと「しっかり見ている」の差はなかなか分からないかもしれません。
しかし、楽譜を声に出して音が読めていれば「しっかり見ている」と思います。
間違えやすい箇所は「レミシレ ラシソラ ミソレミ シレラシ」
と声にだして言えるようにする。その後でフルートで吹いてみる。結構難しいですが効果あります。

春の海についてはここまでにします。
それではまた、
次回も読んでくださると嬉しいです。