かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

「前に行く」のかわりに「上に行く」

 川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
いつもの

♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪

はお休みです。

 

私が個人練習をしていて、

発見した

「わたくし用の練習メモ」です。

皆さんに当てはまらないかもしれません。

参考程度に眺めて頂けると嬉しいです。

 

今日見つけた コツ は

「前に行く」のかわりに「上に行く」

です。

 

演奏しているときに頭が

前に行きたくなる事があります。

感情が高ぶったり

高音を当てたいと思ったりするときです。

 

話は変わりますが、

よくある深呼吸の光景では

吸う」では体を伸ばして

吐く」では

はぁーと頭が下がり

 背中が曲がることが多いと思います。

 

しかしながら、

肺や体を空気の入れ物とした場合は、

 

吸ったら 横に広がり縦にやや縮む

吐いたら 横が狭まり縦にやや伸びる

 

となるはずなのです。

 

ピンとこないでしょか。

 

皆様も一度お試しくださいませ。

吸うと→横に広がって縦に少し縮むー。

吐くと横幅が狭まり縦に少し伸びるー。

感じますか?

 

このとき、

吸いながら「縦に縮める」必要なないのです。

 

体のそれぞれのパーツが

伸びたまま吸ったり、吐いたりしたら

自然と少し縮んだり、

膨らんだりすると思います。

 

あっ。

お試し頂くときは、

くれぐれも無理の無いように。

(無理して

 過呼吸になっちゃう

  といけませんものね。)

 

全くピンとこない方も多いと思いますが

例えばビニールの袋に

パンパンに水を入れると

袋の外側に

水の重みが加わりますので

横が膨らみ、縦の長さが短くなります。

こんな感じ 

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やわらかいペットボトルでも同じことができると思います。

 

そこで演奏時の呼吸に思考を戻すと、

息を吐くと体は伸びるはずなのに

前に倒れるのは縮んでいることになるのかな?

それとも折れて長く使えているとしたら正解なのかな?

と疑問に思い、観察と実験してみました。

 

意識してみると

アクセント、フォルテ、高音で体が前に

行こうとすると、顎と胸をくっつけて圧縮

するような動きになっている事に気づきました。

 

そこで

「前に行きたい」とおもったら伸びる

をしてみました。

 

体からの反応は

上に伸びる為には同時に膝が折れていました。

背の高さ的には 縮む と判断されてしまいそうなのですが、

ここでもまた観察を行うと、

足は長く使って膝で折れるという動きになっているので

伸びていると判断しました。

 

今までつかっていた作戦 [前] より [上] が吹きやすいみたいです。

皆さんに当てはまるとは思えませんが、

気になったらお試しくださいませ。

 

何かの変化を求めて日々練習していると、

ちょっとしたコツで練習の成果を

  アップさせる事があります。

ラッキーです。

 ではまた。