短い曲を仕上げる力
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か?については以下をご確認ください。
以前記載したブログ記事
とちょっと関連した内容です。
今日のご提案は、
短い童謡や唱歌を吹き込んで
演奏能力を up しましょう。
【ベテラン初級者様】は
短い童謡や唱歌を
演奏することがありますか?
例えば、
[あかとんぼ]
【ベテラン初級者様】なら
吹けちゃいますよね。
かえって
何をもってして 吹ける と言って良いか
迷うと思います。
初心者の方が、童謡を吹けるようになるのと、
【ベテラン初級者様】が
童謡を演奏するのでは
意味が違うわけです。
どう吹くか。
美しく吹くとなるとそう簡単ではないのです。
たとえば
このような5つの事
★1つめ★
音形をみて抑揚がつけられているか?
メロディの山を膨らませることができるか。
最後の音を自然に収めることができるか。
間違えないで吹くという事だけでは
せっかくの
【ベテラン初級者様】の音楽力を
使わないことになってしまいます。
心の中で歌い、
どのように演奏したいかを選択し続ける必要があります。
★2つめ★
音色は統一されているか?
きれいな音で吹き続けるのは難しいです。
コントロールし続ける必要があります。
★3つめ★
タンギングは成功しているか?
どんなに短い曲でも、
すべてのタンギングを
成功させるのは難しいです。
[スカッ] とか [ブシュ] とか [ザ]
と雑音がはいったり
オクターブ下の音がでてしまったり
または高い倍音がでてしまうことがあります。
★4つめ★
スラーはきれいか?
タンギングせずに音の移動を
するわけですが、
高い音への跳躍では
唇を閉め過ぎて
音に響きがなくなっては困ります。
★5つめ★
指を変えるスピードは正しいか?
タンギングや呼吸が正しくても、
指がばらばらと動いたり、
ふわふわと抑えていると、
音が変わる瞬間が濁ってしまいます。
録音して
チェックして
また
演奏して
録音して
チェックして
と繰り返すことで、
レガート、
運指が鍛えられます。
早くて難しい曲を
なんとなくごまかしていた箇所
(そんなことしてなかったらごめんなさい)も
丁寧に吹きやすくなると思います。
是非是非お試しくださいませ。