かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

右手の小指さんご機嫌いかが?

 川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か?については以下をご確認ください。
【ベテラン初級者様】は

右手の小指について

先生からご指摘を受けたことは

     ありませんでしょうか。

 

ピーン!!と来る方が多いと思います。

 

その後

右手の小指はいかがでしょうか?

 

たまーに注意される。

のではないでしょうか。

 

たまーに注意される。とは

【ベテラン初級者様】が

気を緩めてしまったから、

動きが悪くなって、

注意された、ではなく・・・。

 

いつも先生は

【ベテラン初級者様】の

小指が気になっている

     という事です。

 

先生は注意するタイミングを

見計らって

「今だ!!」

          というところで

言っているのではないかしら。

 

え!悪いところがあったら

すぐに注意してくれないと困るわ。

と思われるかもしれません。

 

これには、

    大きな理由があります。

 

たまにブログの最後に記載するこれです。

【★重要なこと★】

動きの提案では  

    力を入れたり   

  完璧を求めたりは

【★危険★】です。

新しい動きを

   求めても。

   今まで通り  

     動こうとする

  反応も起こります。

筋肉の戦いが

 フルート奏者の

  体を 

痛める かもしれません。

【★危険★】です。

意識をもったら

 体が変化を

  受け入れるまで

   待ちましょう。

 

先生が

【ベテラン初級者様】へ

動きの提案をするには

慎重である必要があります。

 

言葉で伝わり切れず・・・

体つきはみんな違うので・・・、

感覚は日々変わるので、・・・

こんな理由で、説明には慎重になります。

 

【ベテラン初級者様】に

伝わったときに、

先生がこう動かないといけないといった、

先生の言うとおりにすると辛いが我慢、

という葛藤がきっかけになって、

腱鞘炎

思った通りに

体を動かすことができない病気

なってしまうことがあります。

とても危険なのです。

 

ある日、

【ベテラン初級者様】の

右手の小指が

いつもはピーンとしていて、苦しそう。

すぐにでも直したい。

 

そこで、

小指を少し緩めたり、

カーブを付けてみてと提案します。

 

【ベテラン初級者様】は

動かない!!とか

他の腕の部分が痛くなる。

  ということがあります。

長年のクセになっていたら、当然です。

 

先生の脳内にメモされる情報は、

・小指だけの動きを変えると他の部分に支障がでるのか。

・小指に影響している腕の使い方を見る必要がある。

・生徒さんに言っては、混乱するので、先生の秘密ね。

・小指というキーワードを生徒さんにお伝えしておこう

・他のきっかけを探ろう。

 

先生の気まぐれで

昔した注意をまたしている、

という訳ではないのです。

 

そしてある日、

【ベテラン初級者様】から

レミファミ、レミファミ、レミファミ

というフレーズを早く吹きたいのだ、

とか

シシドレレドシラを

なめらかに吹きたいのだー

というリクエストがあったときに、

「よし小指ゆってみよー。」

となるわけです。

 

この音の並びなら

 小指の自由がきく

   とか

この指の使い方だと

   いい音がでる!

と思うと、腕の筋肉たちも

反発が弱くなります。

 

【ベテラン初級者様】が

「これ使える!」

 という瞬間を 

  今か 今か

と待ちわびているのです。

 

 

そっかー

じゃー。

次のチャンス楽しみにしてますねー。

と思われた、

【ベテラン初級者様】!

ここでお得な情報があります。 

 

もう10年以上フルートを吹いている

【ベテラン初級者様】におかれましては、

このタイミング、

待つだけじゃなくて

  準備することができます。

 

今までわかっているけど・・・

  やっていなかったこと、

 ありますよね。

 

例えば、

「ひぇー。1時間吹いたら

 右手の小指痛くなっちゃってたー。

    枝みたいになって動かなーい」

となる前に

いや、なってからでもいいですが、

 

直そう!とするのではなくて、

 

右手の小指さんご機嫌いかが?

ご自由にしていらしてね。

ご機嫌はいかがかなー。と思っただけー。

 

とか、

 

首さん、ご機嫌いかが?

前かがみに

 なっちゃうかも

   しれないですけど

 自由にしていらしてね。

 

とか

左手の親指の押す力

 つよくなっちゃうかもねー。

とか

喉も自由にねー。

とか

あと、先生から何言われたかなー。

あ。そうだ

舌も自由にねー。

肘も自由にねー。

顎も自由にねー。

唇も自由にねー。

腰も自由にねー。

膝も自由にねー。

足も自由にねー。

※自由というのはだらっと

 力を抜くわけではないです。

  力をいれるのも抜くのも自由なのです。 

 

※全部ですかー。と思われた方、

全部ですが、つながっていますので

一つです~。えへへ。ちょっと屁理屈だったかな。

 

というように、

ご自分の体を

[気]にしてあげてほしいのです。

ご自分を観察してみてほしいのです。

 

続けていると、

こういう風にふいたら、吹きやすかった、

という体験が得やすくなります。

先生の提案について理解が早くなります。

体と心が納得したら、

もっと楽しくフルートが吹けます。

 

くれぐれも

体の中で戦いがおこらないように

らく~なところを探してください。

 

是非是非お試しくださいませ。

 

ではまた。