かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

指がからまる時、第一関節は何をしている?

川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
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以下をご確認ください。
https://kasuminoflute.hatenablog.com/about

 

昨日に引き続き

運指についてのご提案です。

 

指が回らない場合は、

昨日の記事

テンポは4倍早さは同じ!

と合わせて実践いただけると幸いです。 

・リズム練習をしてみた

・テンポを4倍に遅くしても

それでも

 指が絡まっちゃう

 という場合に

 チェックしてみてください。

 

「手さん」は結構頑張って

フルートを持ってくれています。

 

「えっ。私は教科書通り

フルートを3点支持で持ってます」

と思われるかもしれませんが、

 

「手さん」は

私たちが大切に思っている

フルートをしっかり

持ってあげたいと思っているのです。

 

「楽器を落とさないぞ」とか。

「ちゃんとおさえるぞ」とか。

という感じです。

「手さん」いつもありがとう

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フルート演奏以外の生活の中

「はっ。携帯を落とす!!」

と思った瞬間に

 わちゃわちゃっと

「手さん」が勝手に

  踊るように動いて

   落としそうになった

  携帯をキャッチして

くれますでしょ。

 

危険を感じたときに発動する、

「手さん」の自発的な機能です。

 

そして、

フルートを演奏

 しているときに

早い部分が登場したら、

それを危険ととらえて、

この自発的な機能が発動しちゃいます。

 

「手さん」を観察しましょう。

難しい!と思った瞬間に

 観察してもらいたい

「手さん」の部分は

 

手のひらを握ろうとする動きと

第一関節です。

 

手のひらを握ろうとする動きについては

左手の手首についての

別の記事でお話したいと思いますが、

【ベテラン初級者様】なら、

今日から観察することで

記事を読むころには

不要になっているかもです。

 

もう一つの

[第一関節]について

「手さん」が楽器を持ってあげたい

と思うと、

キーを押さえる時に

[第一関節]を折るような

力が加わることが見えます。

【ベテラン初級者様】は

先生に指摘されたことありませんか?

 

[第一関節]を折るような力が

加わらない場合

キーをおさえる力が一つの方向

なのに

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[第一関節]を折るような力が

加わる場合は

[第一関節]を折る→キーを抑える

と2段階の指の使い方になってしまいます。

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その分運指が遅くなります。

 

お試しいただきたいことは2点です。

・指を動かしているところを直接みる。

・指先とつながっている指全体、手の甲、腕を意識する

 

あれ?

[第一関節]の事への注意点は?

と思われると思います。

[第一関節]動かしていいのです。

 

うふふふ

 

今までは、

「手さん」の不安感だけに頼って動いていたのが、

・指を動かしているところを直接みる。

・指先とつながっている指全体、手の甲、腕を意識する

をすることで、安心しながら演奏できるようになります。

 

まずは、観察。

 

是非是非お試しくださいませ。

ではまた。