かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

1音ずつ盛りさがってませんか。

川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けの
             ブログです。
【ベテラン初級者様】とは
        何か? については
以下をご確認ください。
 
1音ずつ盛りさがってしまう、

 

1音ずつ膨らませる奏法を見直すと 

 【ベテラン初級者様】の

音楽が表現できるかも。

について共有させてください。

 

簡単なフレーズなのに

先生のお手本と違うなぁ・・・・。

と感じる事ありませんでしょか。

 

そんな時、

音色を磨く訓練が必要か?。

高い楽器じゃないとだめか?

音大に行かないとだめかな?

思われたことないでしょうか。

 

なのですが、

 

もしかしたら

歌い方を見直すと

改善するかもしれません。

 

 

 【ベテラン初級者様】の

音楽人生において

」を歌うときの歌い方と

フルート」を吹く時の歌い方で

違いがでているかもしれません。

 

歌を歌う時の歌い方は

本来の

【ベテラン初級者様】が

持っている音楽性が表現されていると

思うのです。

 

ですが、

フルートを吹く時の歌い方は

フルートを吹く時の、

息や指の「都合」が影響している

 かもしれません。

 

ためしに、

 

割とゆっくりと歌い上げたい曲、

「からたちの花」

で考えてみたいと思います。

 

【ベテラン初級者様】は

どのように演奏したいですか?

まだ吹かずに想像してみてください。

 

 

「からたちの花」

出だしの部分を

5つの画像にして

 表現してみました。

 

ピンク→から→ブルー、

ブルー→から→ピンクになるところが

音の変化や、タンギング

するところです。

 

それから

演奏の音量や、感情のイメージを

ピンクとブルーの幅が増えることで

表現してみました。

 

 

 

1枚目の画像のように

f:id:kasuminoflute:20200308172402p:plain

音程の高いところに盛り上がりをもってきたいですか?

 

あるいは、

 

2枚目の画像のようにf:id:kasuminoflute:20200308172619p:plain 

なるべく動きを小さくして

盛り上がりは

次のフレーズを待ちますか?

 

或いは

3枚目の画像のように

f:id:kasuminoflute:20200308172708p:plain

1拍目の頭に

盛り上がりを

持ってきますか?

 

それかまた別の

他の表現が

浮かびましたか?

 

これはどれも

 間違いでないと

 思うのですが、

【ベテラン初級者様】は

いかが思われますか?

 

では、理想の演奏法、

 歌い方が頭の中で決まったら、

 演奏してみてください。

 

これでうまく演奏できたら

これ以降は見なくてもOKです。

 

「イメージと違う演奏だわ」

と思った

【ベテラン初級者様】に

次の

4枚目の画像を見て頂きたいです。

f:id:kasuminoflute:20200308172854p:plain

1音で盛り上がって盛り下がり、

また次の

1音で盛り上がって盛り下がり、

を続けてしまう

 演奏になっていないでしょうか。

 

 

このように演奏すると、

せっかく

【ベテラン初級者様】が

素敵な音楽性を持っていても、

フルートでは表現することができません。

さらに、

 

更に5枚目の絵では

 

f:id:kasuminoflute:20200308172926p:plain

ピンクからブルーに

移動するときに

空白があります。

これは

一度音が止まってから次の音が始まる

事を表しています。

 

ぶつぶつ切れちゃってるわけです。

 

「ああ、そうなってた!!」

と思われた、

【ベテラン初級者様】は

ラッキーです。

 

気がつくことができれば、

2つのポイントを押さえるだけで、

改善できます。

 

《1つめのPointは指を早く》

それぞれの画像で

ピンクからブルーに

なる瞬間、

 その瞬間に

  指を早く

   変えること。

 

《2つめのPoint 息を吐き続ける》

それぞれの画像で

 ピンクからブルーに

なる瞬間、

 その瞬間に

  息を吐き

   続けること

 

このPointは二つで1セットです。

指を急いで回しながら

 息を吐き続けるわけです。

指の周りが遅いと

 息が詰まり気味になり

  指の遅さに合わせて

息が微調整をして「待て」の状態になります。

無意識に

1音1音でコントロールしようとしますので、

1音で盛り上がり、

 1音で盛り下がるになりがちです。

しかも無意識に行うので、気づきにくく、音楽性を表現できません。

 

繰り返しちゃいますが、

このPointは二つで1セットです。

 息をはき続けられるようにしてから

  早く指を回そうとか

指が早く回るようになってから

  息をはき続けようでなく

指を急いで回しながら

 息を吐き続けるわけです。

 

 

【ベテラン初級者様】なら

「できそうー」と思われているのではないでしょうか。

 

是非是非お試しくださいませ。

ではまた。