かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

息が止まっているかもしれない

 川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か?については以下をご確認ください。

ちょっと早めで、16分音符が多い箇所、

練習曲の後半とか、

発表会でも後半に出てくる

テクニックの見せ場。

この記事では [難所] と表現させてください。

 

どうしても

   止まってしまうところ

     についてのご提案です。

 

[難所]は息をびゅーんと吹いちゃったら

    吹けちゃうかもしれません。

 

[難所]を吹く為には、

・声に出して読めるように譜読みをする。

ゆっくりの運指で吹いてみる。

   という練習をするかと思います。

そして、

仕上げの時期に来たために

  テンポを上げて吹くと、

 

止まる。

 

というご経験はないでしょうか。

リズム練習をしたり、

ゆっくりから少しづつ早く吹く練習をしたり、

努力なさると思います。

  

この[難所]が吹けない場合に思い浮かぶのが、

息が止まっているように見える現象です。

 

運指や勘定するためのタイミングに

  迷いがあると 息 が止まる。(弱くなる)

 

跳び箱を飛ぶ直前で

  怖くて止まってしまうのにも似ているかも。

 

フルートでは音がでているから

息は止まっていないです!

という方も、息のスピードが落ちてないか

  チェックしてみるのはいかがでしょうか。

 

演奏するのに難しい[難所]があったら

下記の3ステップを試してみませんか。

 

ステップ1

楽譜を目で追って

演奏しているつもりになって息を 

「ヒューーーーーーーーーーー」

と息だけを吹き続けてみてください。

息に強弱はつけません。

 

ステップ2

楽器を構えて

口は楽器に触れず、

(頭部管を肩に載せて)

楽譜を目で追って

演奏しているつもりになって息を 

「ヒューーーーーーーーーーー」

と息を吹き続け

ながら

指を動かしてみてください。

息に強弱はつけません。

 

 

ステップ3

そしてここが肝心です、

 

楽器を構えて

口はフルートの音が出ないところに触れる

※吹いたときに息がリッププレートから、ずれるようにします。

楽譜を目で追って

演奏しているつもりになって息を 

「ヒューーーーーーーーーーー」

と息を吹き続け

ながら

指を動かしてみてください。

息に強弱はつけません。

 

ステップ4(4まででした。)

ここで今までの息の出し方で、

音が出るように吹いてみます。

 

いかがでしたでしょか。

  

演奏しずらい箇所で

実際は音読みや運指は間違ってない。

 

「ニガテ!」とか「危ない!」という

  一瞬の弱気が息を弱くさせる。

    その為に音にならず。

間違った!という印象になる。

 

お心あたりありませんでしょうか。

 

指がまちがっていたら、復習は必要ですけどね・・・。

 

苦手な運指と言えば、

ド・レ・♯レ・♯ファ・♯ソが

含まれる早い運指に苦手感がでやすいです。

 

苦手感に負けず強い息でふく。

 

でも、でも、吹けたら、

勢いだけの演奏にならないように

抑揚に反った息で演奏するように方向転換してください。

 

あくまでも、演奏がうまくいかない原因が

 息を 止めちゃってるらしい

というときだけです。

 

是非是非お試しくださいませ。