かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

左手薬指にやさしくしよう

 川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か?については以下をご確認ください。

https://kasuminoflute.hatenablog.com/about

 

 今日のご提案は

『左手薬指にやさしくしよう

です。

 

左手の薬指がピーンとしていたら、

ゆるっとアーチを描くように

キーを押さえてみましょう。

 

以上でございます。

 

【ベテラン初級者様】なら 

この内容に 

ピーンとくるのではないでしょうか。

 

左手の薬指が、

そういえば痛くなる、

気づかなかったと思われた、

【ベテラン初級者様】がいらしたら、

是非この後もお付き合いください。

 

【ベテラン初級者様】は

ある程度、

たとえば30分練習した後に

左手の薬指が

突っ張って曲がらなくなっていた

なんてことないでしょうか。

 

あとは、

音が鳴りづらくなったことありませんか。

それも

左手の薬指がピーン

しているせいかもしれないです。

 

レッスンでよく見かける光景は

左手の薬指がピーン

伸びてしまっている光景です。

伸びるというよりは

反り返ってしまっている

と言う感じです。

 

左手が反り返って力が入ったまま、

演奏しているとこのような

  悪循環

   が起きます。

 

左手の薬指に力が入る。

肘の筋肉も収縮して肘を縮める

唇と楽器の関係がずれて音が出にくくなる。

音が出にくいので、息をたくさん吹く

音が荒れる

息をもっと吹こうとする。

 

息が続かなくなる。

苦しい

力む

左手の薬指にもっと力がはいる。

という悪循環です。

音も悪くなるし、

指も痛くなるし、

気づいたら疲れています。

 

 

【ベテラン初級者様】に

おかれましては

 10年以上フルートを

  吹いていると想像していますので、

わたくしと同じ

中高年世代とお見受けします。

 

わたくしたち中高年世代は

  頑張りますよね。

努力いっぱいしてきましたよね。

 

この頑張りつづけることが、

演奏に無理をさせてしまいます。

 

これはわたしの体験談なので

【ベテラン初級者様】の

皆様に該当しないかもしれないのですが

・・・。

 

真面目であれば

このように考えがちでないでしょか、

5分の曲で疲れるなら

15分吹き続けても疲れないように練習すればいいと思いがち、

そのために連続で吹くような負荷をかける練習をしがち。

そして、結果がでず疲れと時には痛みもたまってしまう。

努力が足りないからだ、と感じてしまう。

 

疲れてしまうのは、

【ベテラン初級者様】のせいではありません。

たまたま、楽な演奏方法にであってないだけです。

 

疲れたら、休みましょう、

そして

 

左手の薬指見てみてください。

ゆるっとアーチのある状態で構えたまま吹いてみます。

 

いつもより、いい音でませんか?

いつもより、楽ではないですか?

 

そして、ちょっと気持ち悪い感覚があるのではないでしょうか。

 

左手の薬指がピーン

を長い年月おこなってしてしまうのは、

感覚にだまされているからです。

 

私たちの感覚はかなり曖昧なもので、

しっくりくる感覚の状態が実は動きを制限していたり、

よい動きができる状態なのに違和感を覚えたりします。

 

レッスンでは、

頭の位置についてお話させて頂くことがありますが、

生徒さんが、

いつもとは違う体の使い方で

いい音が出ると感じるとき、

 

生徒さんが感じる体の状態は

「前屈みで気持ち悪い。周りから見て変じゃないですか?」

といわれて、

カメラにとってみると

以前よりもまっすぐに見える状態だったということもありました。

 

他に、

指のアーチも気にしてもらって演奏してもらうと

「自分の指じゃないみたいで動かしにくくて気持ち悪い」

とおっしゃるのに、

今まで吹けなかったパッセージが止まらずに吹けちゃった

こともありました。

 

左手の薬指の話だったのに

「感覚は信じないぜー

みたいな話になってしまいました。

 

ここで話をもどして、

左手の薬指がピーン」に

お心あたりがありましたら、

ゆるっとアーチのある状態で構えたまま吹いてみる。

を試してみてください。

 

また、

左手の薬指がピーン」は

右の肘が背中の方に

ひいてしまっていることも

影響しているかもしれません。

 

 フルートの演奏にはねじれが必要です。

↓の記事も併せて読んで頂けると嬉しいです。

タイトル

ねじれてもいい。ねじれてほしい。

https://kasuminoflute.hatenablog.com/entry/2020/02/28/060000

 

くれぐれも、

無理なさらないように、

この後の注意もお読みください。

 

【★重要なこと★】

動きの提案では

  力を入れたり   

完璧を求めたりは

  【★危険★】です。

新しい動きを

   求めても

今まで通り

 動こうとする

  反応も起こります。

筋肉の戦いが

 フルート奏者の

  体を

 痛める かもしれません。

【★危険★】です。

 

意識をもったら

 体が変化を

  受け入れるまで

   待ちましょう。

  ちょこっとお試し。

 いつも通り

  楽しく演奏。

  意識することで

 体が自然に受け入れて

   演奏は変わってゆきます

必ず改善します。

安心してください。

ではまた。