かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

「演奏がハフハフ」したら  ‘押す’ 

 
川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
  
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けの ブログです。
【ベテラン初級者様】とは 何か? については以下をご確認ください。 https://kasuminoflute.hatenablog.com/about
 

【ベテラン初級者様】にお伺いします。
演奏が、フレーズがなめらかでない。とお悩みありませんでしょうか。
その症状の中に「演奏がハフハフ」してしまうという表現が当てはまりませんか?
【ベテラン初級者様】には ピン とくるのではないでしょうか。
【ベテラン初級者様】にしか「演奏がハフハフ」についてはイメージできないかもしれません。
解消法のひとつに ‘押す’ があります。
 
いつもなら
「このアドバイスにピンと来た方はこれより下は見なくていいです」と書くのですが、今日は
誤解のないように最後まで読んでいただきたいです。 
【1】~【まとめ】の項目についてお話します。
【1】 ‘押す’ が必要なのは何故かしら
【2】 ‘押す’ って何かしら
【3】 ‘押す’ で気を付けることがあるわ
【4】 ‘押す’ をしないのはこんな理由があるわ
【まとめ】耳で判断して【1】~【4】を意識
 
 
【1】 ‘押す’ が必要なのは何故かしら
演奏中の 指 の動きは
フルートの歌口と唇の関係に影響します。
フルートの歌口と唇の関係を良好に保つために ‘押す’ が必要です。
 
【2】 ‘押す’ って何かしら
①カートを押す。
②チャイムを押す。
③ハンコを押す
④背中を押す。
いろんな 押す があるのですが、
フルートの歌口と唇の関係を良好に保つための‘押す’は
①カートを押す。 時のように方向を決定、
②チャイムを押す。時のようにキーの奥行きを意識、
③ハンコを押す。 時のように慎重に、
④背中を押す。  (された)時のように決意をもって、
もっと他に表現があるかもしれないですが、
このように繊細な作業をここでは ‘押す’ と定義付けます。
 
【3】 ‘押す’ で気を付けることがあるわ
握力をたくさんつかって 押す とは違う、
フルートの歌口と唇の関係を良好に保つための ‘押す’ をして響きが増すところを探す事が必要です。
例えば
顎の皮膚の感覚で楽器との関係を観察して、
音色を変えたいと思ったら、
「もうあと0.1ミリだけ顎の皮膚に楽器を沈ませてみようかな。」という実験をしてみてください。0.1ミリずつです。
顎の位置に影響する 頭・楽器 を動かす 手・腕 についても実験が必要ですがそれはまた別の記事でご案内します。
 
【4】 ‘押す’ をしないのはこんな理由があるわ
音符を間違えたくない!という感覚にとらわれると
フルートの歌口と唇の良好な関係に意識を向けなくなってしまいます。耳が音色を判断しなくなってしまいます。
 
【まとめ】耳で判断して【1】~【4】を意識
音をよく聞いて今の音が好きか?嫌いか?を判断して
嫌い!と思ったら
【1】~【4】を意識して改善を探してみてください。
聞けば聞くほど私たちの音は良くなります。
↑↓
全く逆の事に聞こえますが、
「過去の音にとらわれない」についてはまた別の記事でご紹介します。
 
是非是非お試しくださいませ。
最後にこのブログはどのような方に見ていただきたいかを記載します。
 
★こんな方に見てほしい★
大人になってフルートを始めて10年、20年経っていて今も初級者だと思っている方。
中年になってフルートを始めたので上達が遅いのは仕方ないと思っている。
そんな人生経験豊富な皆様を、
【ベテラン初級者様】と呼ばせていただきます。
 
フルートのレッスンで気付いた、
初級レベル脱出のためのコツをコツコツご紹介します。
【ベテラン初級者様】向けの内容なので、
フルートを始めたばかりの初心者の初級者さんや、
フルートを始めてからどんどん上達している天才さんや、
また練習することですべて解決してきた!という方には不要です。理解が難しいかもしれません。
 
長くフルートを愛してきた、人生でいろんなことも体験してきた、
【ベテラン初級者様】だからこそ理解していただける内容だと思っています。
★こんな方に見てほしい おわり★
ではまた。