かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

ピアノ経験者なら要注意

川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
  
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けの内容です。
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けの
             ブログです。
【ベテラン初級者様】とは
        何か? については
以下をご確認ください。
https://kasuminoflute.hatenablog.com/about
 
【ベテラン初級者様】には、
フルートを始める前に
長いピアノ歴がありませんか?
 
ピアノ経験者なら
 ”運指” 
  に要注意 です。
 
ピアノを長く経験して、
フルートを始めると
 
楽譜が読めたり、
音感が備わっていたり、
いいことがいっぱいです。
 
ただ、
運指に関しては
注意が必要なのです。
 
【ベテラン初級者様】には
   ピン
とくるのではないでしょうか。
 
ピアノを弾いていた人限定で
お話を進めましたが、
 
オフィスでPCの
キーボードを
バンバンたたいている人にも
当てはまるので
チェックしてみてください。

■音のなり方の違いを確認します。
ピアノの場合
【piano1】
指で鍵盤を押す
【piano2】
鍵盤の遊びを経過する
【piano3】
鍵盤がハンマーに力を加える
【piano4】
ハンマーが
ピアノ線をはじくことで
音になる
※鍵盤の遊びとは、
 車でいうブレーキの遊びと
  同じです。
 
フルートの場合は
【flute1】
指でキーを押す
【flute2】
キーが穴をふさぐ
【flute3】
穴がふさがれ
 楽器の筒としての
  長さが変わる
【flute4a】
息を流ながすと
 筒の長さに反応して
  音程が発生する
または、
【flute4b】
流れている息が
 筒の長さに反応して
  音程が変わる。

<指を動かす時のちがい>
ピアノの場合は
【piano1】
指で鍵盤を押す
の後に自動的に
音が発生しますが、
フルートの場合は
【flute1】
指でキーを押す
をしても自動的には
音が発生しません。
 
 
ピアノ経験者の
フルート【ベテラン初級者様】に、
フルート演奏にて
お試しいただきたい内容を
■ご提案1~3としてご案内いたします。
 
■ご提案1
フレーズの出だしの場合、
ご自分の演奏を
観察してみてください。
 
「フレーズが
 始まるから
  指が
   動いている」
となっていませんか。
①指でキーを押す→
  ②息を流して音にする。
と意識してみてください。
 
①と②は同時ではなく
①→②と時間をかけることで
フレーズの
 出だしは
  美しくなります。
 
■ご提案2
フレーズの途中の場合
ご自分の演奏を
観察してみてください。
 
「次の音のため
 に指を動かす。」の時、
①指でキーを押す(指を変える)
 →②流れている息(音程)が変化する。
となっていると思います。
 
①の動作の時、
 前の音は消えます。
 
なので指を変える
  タイミング が
     大切です。
ぶつぶつ音がきれる原因に
なってるかも!!
 
ピアノでは、
1音目の発生中に
次の音の指を準備しても
音はぶつぶつしませんが、
 
フルートは、
次の音を考えるときにも、
今の音を保つ事が必要です。
 
そのためには
瞬間を意識するだけで
大丈夫です。
 
【ベテラン初級者様】
だからこそ
意識するだけで
音が変わります。
 
意識すると運指は忙しくなります。
そしてレガートが美しくなります。
 
■ご提案3
 
フルート【ベテラン初級者様】が
 ピアノを弾くときに
  どのくらい指をあげていましたか?
 
ピアノ演奏者さんそれぞれに
  特徴 があります。
   特徴は クセ となります。
 
フルートの演奏に
  その クセ が
 影響してないか
  観察してほしいのです。
 
よくあるのが、
 指でキーを押すために、
 反動を作るかのように
 キーから2~10センチ
 高いところまで指を持ち上げ、
 反動をもって
 指を振り下してないでしょうか。
 
フルートを見てください。
 キーが塞がるためには、
  ほんの7~8ミリ
   キーが沈めばいいのです。
 
オフィスで
 何人かは存在する
  と思います、
PCのキーボードを
 バンバンたたく人の指、
   です。
 
2~10センチ
 高いところまで
  指を持ち上げていた
    としたら、
1~2センチの
 ところを意識して
  みてください。
 
是非是非
お試しくださいませ。
 
かなり長く
フルートを吹いている方
にしかわからない
内容だと思います。
 
【ベテラン初級者様】
ならご理解いただけるのでは
ないでしょうか。
 
気をつけて演奏する。
それだけです。
100回の練習よりも
  1回の気付きが大切です。
練習が必要だとすれば
 毎回気付く、
  意識を維持する
   という練習です。
 
【★重要なこと★】
動きの提案では
 力を入れたり
  完璧を求めたりは
【★危険★】です。
新しい動きを
   求めても。
今まで通り
 動こうとする
  反応も起こります。
筋肉の戦いが
 フルート奏者の
  体を 痛める
かもしれません。
【★危険★】です。
意識をもったら
 体が変化を
  受け入れるまで
   待ちましょう。
 
ちょこっとお試し。
 いつも通り
  楽しく演奏。
 
意識することで
 体が自然に受け入れて、
  演奏は変わってゆきます
必ず改善します。
安心してください。
ではまた。