唇が息をださないと始まらない

川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けの
　　　　　　　　　　　　　ブログです。
【ベテラン初級者様】とは
　　　　　　　　何か？　については
以下をご確認ください。
https://kasuminoflute.hatenablog.com/about

♪お口の唇シリーズその①♪

 

【ベテラン初級者様】に
　　　　　ご提案です。 

中音の　シ

 

を吹くために
　　唇を閉じすぎていませんか？

 

心当たりがある方は
ご覧くださいませ。

 

中音の　シ

　から始まる曲
　　心配ではないですか？

 

低音のシ 

になってしまうかも。

という心配、
　　わかります。

 

初心者の頃に
　作られてしまった　
　
　不安　です。

 

結果
　　　中音のシ

が出たとします。

本当にその響きでいいですか？

 

低音のシ

が出ないための
［安心吹き］になってませんか？

 

中音のシ

　に適した吹き方でなくて
高音のソ

　に適した
　　吹き方でないでしょうか。

 

出したい音よりも
もっと高音を狙う吹き方
これを

 

　　［安心吹き］

 

　　と名付けてみました。

 

 

試しに

・ゆっくり

・スラーで　　

・じわしわと

低音のシから

　　中音のシまで

 

上がってみてください。

 

低音から中音へ
　　急に勢いを増しては
　　　　途中の音は拾えない

　　　　　　と思いますが

 

スラーの途中に

　響が増すところ

　　　ありませんか？

【ベテラン初級者様】なら
この感覚わかるのでは

　　　　　ないでしょうか。

 

低音　から　中音
　に向かう
　　狭間　に

響きが増す

　　　　中音シ

ありませんか？

［落ちてしまうかもしれないけど響きある音］

と

［張り詰めた鋭い［安心吹き］の音。］

どちらがいいでしょう。

【ベテラン初級者様】でしたら、

　ピン　
　　　　とくるのではないでしょうか。

でも。。。

 

ふんわり吹いて
 オクターブ下の音
　が出たらいやだし。

 

ですです。

 

その通りです。

 

困ったことに

　唇を締める

　［安心吹き］が

　　　習慣になっていると
少ない空気で

　　響きのない演奏に
　　　慣れてしまいます。

 

ここでは

 

［節約吹き］

 

　と呼ばせていただきます。

 

唇を締めると
　空気が少なくてすむ

 

少量すって
　　　少量吐く

 

　唇が息を細ーく
　　コントロールする。
コントロールは
　唇任せなので　
　　タンギングも退化します。
これが［節約吹き］です。

 

 

なんかわかる気がする！
　変えてみたくなった
　　と思われたら
　まずは、期待せずに
 　　　下をお試しくださいませ。

 

【1】いつも通り　中音のシの音を吹く
【2】【1】の音をよく聞く
　　・音の出だしはどんな音でしたか？？
　　・音の出だしには唇はどんな動きをしましたか？
　　・音の出だしにタンギングしていましたか？　　　
【3】タンギングに気をつけてもう一度
　　　中音のシの音を吹く　

 

【1】より【3】の音がきれいになりましたか？

まずは、いつもはどのように
　中音の　シ

を吹いていたかを
　見直してほしいのです。

 

えっ
これだけ？

 

ここまでお試し頂いても
まだ　音の変化がないかもしれません。

 

　唇はすごく頑張っています。
　どのくらい頑張っているか
　どうしたらもっと良い音になるか？
また、 

明日の記事に記載したいと思います。