かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

笑っても牛乳を吹き出さない!

川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けの
             ブログです。
【ベテラン初級者様】とは
        何か? については
以下をご確認ください。
https://kasuminoflute.hatenablog.com/about

♪お口の唇シリーズその②♪
 
 【ベテラン初級者様】
思い出してください。
土曜日夜8時 
 テレビの前に
  集合して
   大爆笑した
 
あの頃。
 
教室でも
給食中にひょうきんな
  人達いましたね。
 
牛乳飲んでるのに
笑わせられて
  ぶー
は悲劇になってしまう。
 
ぎりぎり我慢
  ぎりぎり我慢
 我慢 我慢 我慢
 
大人になってからは
 ないと思いますが、
感覚として残ってませんでしょうか。
 
私たちの唇様はえらいのです。
 
唇様は
とっさに危機を
 感じて
唇とその周りの
 筋肉は
  指令を感じ
《牛乳ブーを阻止》します。
 
このありがたい
 唇様の
《牛乳ブーを阻止装置》
 は
  かなり自動的に
  起こります。
 
私たちはフルートで
中音のラの音、シの音、
高音のドの音を吹く時、

『低い音になったらイヤ!』
  という一瞬の感覚が
  脳みそに
   ★危機★
 として伝え・・・
    結果
《牛乳ブーを阻止装置》
が発動されます。
 
   その結果
 唇をすごーく
  閉じちゃう
   が起こります。
 
緊張時の能力増幅の状態で
危機を感じた場合には
《牛乳ブーを阻止装置》
はいつも以上に
唇を締め付けます。
 
※緊張時の能力増幅
  については
 また
別の記事にします。
 
《牛乳ブーを阻止装置》
が作動している間
 その音は固く、
   きつく、
    鳴ります。
 
そして本人には
 その鋭さは
不快には感じません。
  安全を守った
   結果だからです。
 
でも、
 
上手な
○○さんは
 楽そうに吹いている。
   大きい音なのに
     柔らく聞こえる
などなど。
 
【ベテラン初級者様】なら
   ピン
と来るのではないで
しょうか。
 
すぐ
《牛乳ブーを阻止装置》
を解除しましょう。
まずは意識してみてください。
 
[作戦その1]
《牛乳ブーを阻止装置》を知る
 
自然と
《牛乳ブーを阻止装置》
   発動しないように
逆に!!
《牛乳ブーを阻止装置》
 使えるようにしてみます。
 
想像してみてください。
タンギング
 16分音符を32個
      吹いて~。
てといわれて
意識が薄いまま始めると
1個目は トゥ
2個目は ぷゥ
3個目は つゥ
4個目は くゥ
5個目は ふゥ
6個目は てぃ
 ・
 ・
 ・
口周りに都合の良い
 区切りをタンギングとして
  利用しがちです。
これは
 勝手に動いている
  タンギング風の
   勝手に
  でている音です。

美しくないです。
おっと。ずきーん。
 
でも大丈夫。
 
まずは
《牛乳ブーを阻止装置》
一番近い
ぷ を
ぷぷぷぷぷーと
 言葉で10回
  言ってってみてください。
 
次に
フルートで
ぷぷぷぷ ぷーと
 中音のシの音で
  吹いてみてください。
 
できなかったら
ゆっくりでいいので
トゥ、つゥ、くゥ、ふゥ、てぃ
が混ざらないようにです。
 
難しいですよね。
 
これで
《牛乳ブーを阻止装置》
 使えるようになりました。
 使えるようになったと言うことは、
 使わない、も選択できます。
 
[作戦その2]
唇の真ん中を空ける
 
ドナルドダッグの真似を
 してみてください。

   真似が無理なら
アヒル口(同じか)
   その真似も無理なら
「いゆー」と言った口にする。
「ひゅー」と言った口にする。
ストロー加えてみる。
 
唇の真ん中があいた状態
が体感できたら、
いつもの吹き方に
  少し
唇の真ん中を
 緩めるようにして
タンギングしながら
 ソの音を吹きます。次に
タンギングしながら
 ラの音を吹きます。次に
タンギングしながら
 シの音を吹きます。次に
 
ここで
《牛乳ブーを阻止装置》
が作動しそうになったら
[作戦その1]
 で手に入れた
《牛乳ブーを阻止装置》解除
を発動させます。
 
発動させかたは
 
唇を観察する事
唇様に
 心の中で
  このように
語ります。 
危機ではないよ
 大丈夫
唇の真ん中を
 緩めて
 吹くよー。
 
必ずタンギングしてください。
 
まだ低音が出ちゃうと思いますが、
失敗だと
 思わず、
データの
  収集だ
と思って観察してください。
 
[ぷ]の唇を締めて
 圧縮した空気が
   外に出るときの音

唇の真ん中を緩めて
 タンギング
  出たときの音
を聞き比べて
もっと  もっと
響き のある音を
選んでくださいませ。
 
是非是非お試しくださいませ。
 
【★重要なこと★】
動きの提案では
 力を入れたり
  完璧を求めたりは
【★危険★】です。
新しい動きを
   求めても。
今まで通り
 動こうとする
  反応も起こります。
筋肉の戦いが
 フルート奏者の
  体を 痛める
かもしれません。
【★危険★】です。
意識をもったら
 体が変化を
  受け入れるまで
   待ちましょう。
 
ちょこっとお試し。
 いつも通り
  楽しく演奏。
 
意識することで
 体が自然に受け入れて、
  演奏は変わってゆきます
必ず改善します。
安心してください。
ではまた。