かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

その風の音!!チャンスです。

川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
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https://kasuminoflute.hatenablog.com/about
 
 

その風の音!!チャンスです。

 

2020-02-29

”その”試し吹きをやめちゃうのはどうでしょう。

 を読んで頂けましたでしょうか。

 

記事の中に

 

風の音を

 出すのは    

 要注意です。

 

と書いたのですが、

 

 【ベテラン初級者様】は

 

風の音

について

 

  ピン

     と 来て

ますでしょうか。

 

良くある風景は

楽団の

練習の前、

個人練習として

パラパラと指ならしを

するとき、

 

大きな音を

出してはいけないと

配慮をして

 

音にならない、

シューという音

を出しながら

指ならしを行う。

 

あの 

シューという

  音を

  ここでは

    風の音

と読んでいます。

 

「やめた方がいい!の?」

と言われたら、

まぁ。そうなんですけど・・・。

 

良くない点は

いい音の準備になっていない事です。

・指とタイミングがあってない

・下手になる練習をしている

ということになります。

これは前回の2/29のブログで提案した

やめた方がいい 風の音 なのです。

 

風の音で吹くのはなぜでしょう。

 

運指のための丁度よい手指の操作

発音のための、

唇とフルートとの

関係を良好にする操作

 は

どちらも手指が行います。

 

これが片方無視するだけで

楽。

 

そのため

風の音で練習したくなっちゃうのですね。

 

風の音 いままで 悪者でしたが、

 

経験豊富な

【ベテラン初級者様】

だからこそご経験ありません?

 

風の音で吹くと

 細かい早い

  パッセージが

   できるのに、

ちゃんと

 演奏しようと

  すると

   止まっちゃう

 

だからなおさら風の音で

指を動かして 

指に慣れさせたい。

    わかります。

 

ここで

ちょっと流れが変わります。

 

OK 風の音 OK

 

試してほしい事があります。

 

風の音で

細かい早いパッセージで

指が動いているなら

 

音が出るところを

探します。

 

 

何が違う?

と思われますか?

 

ちゃんと吹くときは

音がでる→指を回す。

を無意識で行っています。

 

そのため、

音がでなかったり、

一瞬遅れたりすると、

失敗という一瞬の感覚で

反射的に息や指を止めることで

「とまってしまう」が起きます。

 

風の音では、

音を無視しているので

演奏を止めさせる

原因がないのですね。

 

なので

 

風の音風な吹き方で

指を動かしながら

音が出るところを

探してみるのです。

 

両手で楽器を

しっかり包みます。

 

左手の

人差し指の

付け根と

右手親指の支え

だけを頼らず、

キーを

押させている

指は

全部、

楽器を支えている

と思います。

 

支えながら

唇から出た空気が

楽器の鳴るところに

届くように

 

全部の指で

唇からこぼれ出た

空気を楽器ですくうように

操作します。

 

全部の指を

全部の腕とか

全部の体と

思えたらもっといいですね。

これはまた別の記事にします。

 

まるで マグレ のように

指が回りながら

音が鳴るところを見つけます。

 

見つかったらラッキー。

演奏で使えます。

 

見つからなくても大丈夫。

 

風の音で吹けた

ちゃんとした吹き方で吹く、

(止まってしまった、。)

風の音で吹けた

(指の感覚を観察)

ちゃんとした吹き方で吹く、

(止まってしまう。)

どの瞬間に音が出なくなるか観察する。

風の音で吹けた

(息の流れを観察)

 

 

このように

ちゃんとした吹き方の

止まる瞬間

  を

風の音で吹けた

時はどのような

動きをしているか観察します。

 

自分の中にお手本がある感じですね。

なんだか 素敵 うふふ。

 

風の音も悪くないですね。

是非是非お試しくださいませ。

 

ではまた。