おはようございます。こんにちは、こんばんは。
「かすみのフルートレッスン」です。
”フルート演奏に役にたつかもしれない”お話です。
私が「初級レベルから抜け出せた」と感じた事や、
フルートの生徒さんによい影響があった方法をお送りしています。
実践される場合は御体に無理の無い様に自己責任でお願い致します。
本日のタイトル
フレーズの最後はフルートの上に
フルートの演奏で「きれいだなぁ。」と感じる演奏は、
フレーズの最後が丁寧な演奏だと思います。
フレーズとは音符のまとまりの最後の音です。
フレーズとかモチーフと言われていると思います。
この最後の音がブツっと切れていると
きれいに聞こえないのですよね。
発表会などで、せっかく間違えないで演奏したので
ご本人は満足なのに、お友達とかお連れ様に、
「がんばったね。緊張したでしょ。エライエライ」
と言われたら、ちょっと残念なんですよね。
「きれいだったゎ。感動した」なんて
言ってもらえる演奏がしたいですよね。
そのきれいな演奏のポイントが
フレーズの最後の音にあります。
生徒さんには、フレーズの最後の音は弱く吹く、
そして、フルートの歌口より少し上に向けよう。
と提案しています。
実際に息の方向が上に向いているかは分かりませんが、
生徒さんのフレーズの最後の音への意識が変わるのは
確かです。
今までフレーズの最後の音を気にしてなかった生徒さんが
フレーズの最後の音が気になって何度も吹き直してしまうという事が起きるので本番直前には言いません。
もしこの記事を見て演奏がうまくいかなくなってしまった方がいたら、
今までは気にしていなかった事に気が向くようになったという
良い傾向だと思って頂きたいと思うのです。
それではまた、
次回も読んでくださると嬉しいです。