かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

フルート奏者は指の動きについて行く

あけましておめでとうございます。
「かすみのフルートレッスン」です。

今年もフルート演奏に役に立ちそうな事を書いてゆきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

私が「初級レベルから抜け出せた」と感じた事や、
フルートの生徒さんによい影響があった方法をお送りしています。

実践される場合は御体に無理の無い様に自己責任でお願い致します。


本日のタイトル
フルート奏者は指の動きについて行く

フルートの演奏で激しい指の動きになることがあります。
そんな時、「フルートとアゴの関係」を崩さないように
「固める」が起こっている様に見える生徒さんがいらっしゃいます。
これではフルート演奏に問題が起きます。

「固める」を解除する事で指の動きに合わせて体のいろんな場所が動きます。
その結果「指の動きについて行く」という演奏ができるなと思います。

たとえば、溢れそうなクリームソーダをお盆に載せて持ちます。
そしてスキップしたり、全力で走ったりします。
このとき手、腕が固まっていたらうまく運べ無いと思います。
腕、足、体のすべてでバランスをとる事で無事にクリームソーダが運べます。

演奏中にどうしたら「固める」を解除できるかと言うと、
腰を少し折るをします。
フルートを吹く方に多い姿勢は腰を反らせて固めている事が多いです。
これを腰からお辞儀をして20度くらいかな。そこから吹き始めます。
吹いているうちにいつもの腰を反らせてロックする姿勢に戻ってしまうので、気づいたら「腰から20度お辞儀」に戻してフルートを吹きながらさらに動くこともOKなのです。

個人練習では難しいかと思います。レッスンでこの提案をすると「気持ち悪い姿勢」という感覚の評価です。しかし、フルートの音は良くなります。


それではまた、
次回も読んでくださると嬉しいです。