左手の小指はフルートを支えない

おはようございます。こんにちは、こんばんは。
「かすみのフルートレッスン」です。
”フルート演奏に役にたつかもしれない”お話です。

私が「初級レベルから抜け出せた」と感じた事や、
フルートの生徒さんによい影響があった方法をお送りしています。

実践される場合は御体に負担の無い様に自己責任でお願い致します。

本日のタイトル
左手の小指はフルートを支えない

先日のレッスンで生徒さんから
「ソへの跳躍はなめらかだけど、♭ラへの跳躍が変なんです。」
というご相談がありました。

オンラインレッスンで、左手の小指がよく見えなかったのですが、♭ラの瞬間に左手小指の動きが遅れているように聞こえました。

この場合に考えられるのは、小指が薬指からすごく離れているという事があります。
頭（脳）が♭ラを命令し小指が動き始めてからレバーに触れて、♯ソのキィがあくまでに時間がかかってしまうのです。

「左手の小指が下がってるか、或いは、左手の小指がキーを押す前の反動で上がりすぎてるか。」
と私が少し話すと、

生徒さんはすぐにひらめき、「普段左手の小指がフルートを支えようと下からフルートに触れている気がする」とおっしゃいました。
そこで左手の小指は「薬指の近くに待機」のお願いをしたのです。

上級レベルな生徒さんなのでちょっとのきっかけで改善できちゃいました。

話は変わりますが、
このように生徒さんと会話をしている時、日本語を話しているというより、「フルート語」を話していると感じます。

話をもどして、フルートに左手の小指が触れて吹いている場合は、運指にも影響しますが、響きを止めた音色にもなりやすいです。左手の小指が楽器を支えていないかご確認くださいませ。

それではまた、
次回も読んでくださると嬉しいです。