スタッカートの改善
川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
♪フルートベテラン初級者さんの
初級脱出作戦♪として始めたブログです。
私が初級から抜け出せたと思った時の事、
個人練習で気づいた事、
演奏会やフルートについての昔話をする事で、
お役に立てたら嬉しいなと思っています。
お気楽に読んで頂けると嬉しいです。
スタッカートが並ぶ曲で、
きれいな音が出ないと思われる方に、
ご提案させてください。
フルートでスタッカートを吹くときは
Fu・Fu・Fu、という息を切る事、
タンギングを正確にする事、
等に気をつけると思います。
これらの他に
フルートでスタッカートを吹く時には
唇を開けるタイミングについて
意識する事も大切だなと思います。
スタッカートは短く
という印象があるので、
FUと短くフルートを吹く事を意識されると思います。
FUと短くフルートを吹いた瞬間に、
フルートでスタッカートを吹き終わった、
という感覚になりがちです。
そのため勝手に早めに唇が開いてしまいやすいのです。
この状態だと、音は荒れてしまいます。
実際には、
息をFUと短く切った後に、
唇からフルートに空気が伝わるまでは、
唇の形は保つ必要があります。
スタッカートが鳴ったかを確かめてから
唇を開ける必要があるのです。
スタッカートが並ぶ曲で、
音色にお悩みの場合は、
唇が早く開いていないかなと
観察をしてみる事で改善すると思います。
お試し頂けると嬉しいです。