譜めくりの思い出
川越市かすみ野のフルート教室
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
として
フルートベテラン初級者さんの
お役に立つ情報を記載しようと
始めたブログですが、
最近は私のフルートの個人練習で
発見したコツや
フルートに関しての昔話も混ぜ込んで記載しております。
お気楽に読んで頂けると嬉しいです。
今日は
「譜めくりの思い出」についてお話させてください。
フルートのアンサンブルに参加させて頂いていた時のお話です。
プログラムの中のある一曲に
最後のページの譜めくりがどうもうまくいかない曲がありました。
譜めくりしやすいといえば、
めくる前のページの最後の数小節が休符であるとか、
ゆっくりの曲なら最後の音がソ、ラ、シであれば、
右手をちょっとフルートから離して譜めくりする事ができます。
このときは4ページの曲で
3ページ目と4ページ目の間がなく、
2ページ目と3ページ目にも
1ページ目と2ページ目にも
譜めくりのチャンスはない曲でした。
仕方なく、それぞれの対策として、
4枚を譜面台に載せる人が数人と
一部分をコピーして譜めくりの
タイミングをずれさせることで全員が落ちるのを防止する事になりました。
譜面台に4ページ載せるのは人数も多かったので幅をとるし、
譜面台の機能としても不安定だったと思います。
半端なコピーはペラペラしてうまくめくれないまま・・・
本番前日に気づいちゃったのです。
1ページ目
2ページ目
3ページ目
までは譜面台に収まっている状態です。
そして、3枚目の途中に少しの休符があります。
そのときに1ページ目を2ページ側に折りたたみ、
事前に1ページ目の下に4ページ目を置いておけばいいのです。
これで目線を変えるだけで、
3ページ目から4ページ目にかけて演奏ができると思ったのです。
しかしながらこれは失敗でした。
観客席から見ていた友人に
「最後のところ一人だけ顔がみんなと違うところ見ていたね」
と言われてしまったのです。
はっ。そうか。恥ずかしい。
そうなのです。
皆さんが4ページ目を見るために右の方を向いているときに
私は1ページ目のある左側を見てフルートを吹いていたのでした。
一人だけそっぽ向いてフルートを吹いていたなんて。
気付きませんでした。
しかも、
譜めくりの正解はこれではありませんでした。
正解は、このように
1ページ目
2ページ目
3ページ目
3ページ目
4ページ目
となるように3ページ目を2枚続けて製本し、
3ページ目にある少しの休符でページをめくり、
最後は
3ページ目
4ページ目
が開くようにする。が正解でした。
もっと早く気づいて皆さんと共有したかったです。
フルートの演奏も楽しいのですが、製本も楽しみの一つです。
今は製本大好きであれこれ考えて余裕ある譜めくりができるようになりました。
ではまた。