勘定の瞬間
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か?については以下をご確認ください。
https://kasuminoflute.hatenablog.com/about
【ベテラン初級者様】は、
仕上げ間近の曲で
ほぼ吹けているはずの曲なのに
早い16分音符が並んだ部分がどうも吹けないなぁ。
とか
練習すればするほど
早い部分だけできなくなっちゃった。
というご経験はないでしょうか。
そんなことがあったら
是非思い出して頂きたいことがあります。
勘定の瞬間が合っているかどうか?
です。
[勘定の瞬間]では
意味がよくわからないと思うのですが、
勘定の
16分音符と
16分音符の[間]と
指の動きの
16分音符と
16分音符と[間]が
同じかな?
[間]が同じなら
勘定の拍の瞬間と
運指の拍の瞬間は同じですが、
[間]にずれがあると
勘定と運指の瞬間が違ってしまいます。
という事なんです。
もっとわかりやすい言い方が
あるかもしれませんが
ごめんなさい
例えば、
16分音符が16個並んでいたとしたら
1つめ5つめ9つめ13つめが
拍の頭だと思うのですが、
それが勘定と指があってますかしら。
練習すればするほど、
慣れた指使いの箇所と
なかなか慣れない指使いの箇所ができます。
テンポよく吹けるようになりたいと思っていると
早く動ける指はどんどん早くなって
遅い運指部分の帳尻を合わせていたりします。
そこに
ピアノ伴奏が入ったり、
先生に指摘されてテンポを改めたり
という
慣れていない[勘定]になると
カウントと合わないので
指が(頭かな?)が混乱して止まってしまう。
もつれてしまう。
となってしまうのだと思います。
ちょっと音楽的じゃ
なくなっちゃうかもしれませんが、
練習の段階では拍の頭を意識して練習するのがよさそうです。
1拍に4つ入っているかな
拍の頭が指とそろっているかな。
とチェックします。
ただただ、もっといいいのは、
ものすごーくゆっくり練習することす。
ものすごーくゆっくりとは、
練習用テンポのちょっと遅く
よりも
ちょっと遅く、
よりも
ちょっと遅く
です。
でもこの練習根気がいるのですよね。
ゆっくりの練習のおすすめは以前
指練習。テンポは4倍早さは同じ!
として挙げておりますので見ていただけると嬉しいです。
あっ。この時は 4倍遅いって言ってますね。
勘定のタイミングと指のタイミングが合えば、
細かい部分も吹きやすくなると思います。
是非是非お試しくださいませ。
次回は時間があくかもしれません。。。
ではまた。