かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

勘定の瞬間

 川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か?については以下をご確認ください。

https://kasuminoflute.hatenablog.com/about  

 

 【ベテラン初級者様】は、

仕上げ間近の曲で

 ほぼ吹けているはずの曲なのに

早い16分音符が並んだ部分がどうも吹けないなぁ。

とか 

練習すればするほど

早い部分だけできなくなっちゃった。

というご経験はないでしょうか。

 

そんなことがあったら

是非思い出して頂きたいことがあります。

 

勘定の瞬間が合っているかどうか?

 

です。

 

[勘定の瞬間]では

意味がよくわからないと思うのですが、

 

勘定の

16分音符と

16分音符の[間]

 

指の動きの

16分音符と

16分音符と[間]

同じかな?

 

[間]が同じなら

勘定の拍の瞬間と

運指の拍の瞬間は同じですが、

 

[間]にずれがあると

勘定と運指の瞬間が違ってしまいます。

 

という事なんです。

 

もっとわかりやすい言い方が

あるかもしれませんが

ごめんなさい 

 

 例えば、

16分音符が16個並んでいたとしたら

1つめ5つめ9つめ13つめが

拍の頭だと思うのですが、

それが勘定と指があってますかしら。

 

 

練習すればするほど、

慣れた指使いの箇所と

なかなか慣れない指使いの箇所ができます。

テンポよく吹けるようになりたいと思っていると

早く動ける指はどんどん早くなって

遅い運指部分の帳尻を合わせていたりします。

 

そこに

ピアノ伴奏が入ったり、

先生に指摘されてテンポを改めたり

という

慣れていない[勘定]になると

カウントと合わないので

指が(頭かな?)が混乱して止まってしまう。

もつれてしまう。

となってしまうのだと思います。

 

ちょっと音楽的じゃ

なくなっちゃうかもしれませんが、

練習の段階では拍の頭を意識して練習するのがよさそうです。

1拍に4つ入っているかな

拍の頭が指とそろっているかな。 

とチェックします。

 

ただただ、もっといいいのは、

ものすごーくゆっくり練習することす。

ものすごーくゆっくりとは、

練習用テンポのちょっと遅く

よりも

ちょっと遅く、

よりも

ちょっと遅く

です。

でもこの練習根気がいるのですよね。

 

ゆっくりの練習のおすすめは以前

2020-03-11

指練習。テンポは4倍早さは同じ!

として挙げておりますので見ていただけると嬉しいです。

 

あっ。この時は 4倍遅いって言ってますね。

 

勘定のタイミングと指のタイミングが合えば、

細かい部分も吹きやすくなると思います。

 

是非是非お試しくださいませ。

 

次回は時間があくかもしれません。。。

ではまた。