かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

左手の指もっと斜めでもいい

 川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か?については以下をご確認ください。

https://kasuminoflute.hatenablog.com/about 

  

左手の

人差し指、中指、薬指、は

もっと 斜めの方がいいかもしれません。

というご提案です。

 

【ベテラン初級者様】であれば、

左手の持ち方は

 無意識にいい感じ

  のところで持っていると思われます。

 

左手の指は、

自然と楽器に対して斜めに

押さえていると思うのです。

 

下に垂直な画像と斜めの画像を用意しました。

垂直な様子の画像

f:id:kasuminoflute:20200411160842p:plain

 

斜めの様子の画像

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フルートを構えるには、

螺旋をイメージさせる

 ねじれが必要なため、

  垂直に指を押さえることはありません。

 

確認して頂けましたでしょか。

【ベテラン初級者様】は

斜めに指を配置していましたか?

 

しかしながら

「結構難しいぞ

 という運指の時は、

垂直な押さえ方風に

 なってしまいやすいのです。

 

例えばこのような音の並びです。

“中音のシ”“高音のド”

“高音のレ” “高音のファ”

が繰り返されるような音型

 です。

 

ちょっと難しそうですよね。

このような“ちょっと難しい”運指の時

左手の指を早く回そうと

ある程度力が入って

 垂直な押さえ方に

  なっている事があります。

 

しかし、通常斜めなのに、

 垂直になっちゃってる。

  と気づく方は少ないと思うのです。

 

「垂直になっちゃう。」

 は本能的な動きかもしれません。

フルートを始めたばかりの

 初心者さんは垂直になりがちです。

 

ということは、

とっさの時、難しいと感じたときに

楽器を垂直にしようという力が働いて

しまいやすいのです。

 

そのためには

自然に構えたら

 斜めになったという構え方でなくて、

最初から、

より斜めに構える」と意識することで

運指が安定すると思います。

 

イメージ画像を載せてみました。

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参考にして頂けると幸いです。

是非是非お試しくださいませ。

ただ、動きについての提案には、

無理な力が加わりやすいので、

無理が禁物です。

 

↓の注意事項も実行なさってください。

 

  【★重要なこと★】

動きの提案では

 力を入れたり

  完璧を求めたりは

【★危険★】です。

新しい動きを

   求めても。

今まで通り

 動こうとする

  反応も起こります。

筋肉の戦いが

 フルート奏者の

  体を 

痛める かもしれません。

【★危険★】です。

意識をもったら

 体が変化を

  受け入れるまで

   待ちましょう。

  ちょこっとお試し。

 いつも通り

  楽しく演奏。

  意識することで

 体が自然に受け入れて、

  演奏は変わってゆきます

必ず改善します

。 安心してください。

ではまた。