左手人差指問題は音を聞いてない問題 - かすみのフルートレッスンのブログ

川越市かすみ野のフルート教室

「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。

♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か？については以下をご確認ください。

https://kasuminoflute.hatenablog.com/about

今日のご提案は

中音の“レ”の指と”＃レ（♭ミ）”は

左手人差し指開けてください。

です。

当たり前すぎて

「わらっちゃうわー。」

と思われた、

　【ベテラン初級者様】には

誠にそのとおりでございます。

（そろそろネタギレなのは確かです。）

しかしながら一定数の皆様が

“レ”　の指と　”＃レ（♭ミ）では

左手の人差し指を

閉じたまま演奏されています。

または

閉じたまま演奏してしまう事が

　あっても気づいてないようです。

お心あたりの方には

「開けてくださいねー。」

「左手人差し指を閉じたまま

　　吹いていると

　開けてもいい音が出なくなる

　　クセが

　ついちゃいますよー。」

で終わりそうですがこの後、

『ご自分の音を聞いてない問題』に

　発展しますのでこの後も見ていただけると嬉しいです。

“レ”の指と”＃レ（♭ミ）”は

では左手の人差し指を

閉じたままでも

“レ”の指と”＃レ（♭ミ）”の

　音がなるのですよね。

なので、

独学のため、

　指使いを覚えていた

　　という場合もありますが、

その他に、

「知っているけど閉じちゃっている」

とい場合もあります。

『ご自分の音を聞いてない問題』

が原因ではなないかなぁと思われます。

例えば、

ご自分の音を聞いていれば

“ソ　ファー　レ”のようなフレーズで

左手の人差し指を閉じたままだと

「“レ”が変な音だな？」と気づくことが出来るのです。

こういう音を吹くよ、

こういう音になったかな？

というご自分観察ですね。

この

『ご自分の音を聞いてない問題』は、

演奏した事がない方には

　理解できないと思いますが、

　【ベテラン初級者様】には

ピンとくるのではないでしょうか。

たとえば、

「今、どんな音でしたか？」

　　と聞かれて

「え？よかたんじゃない？」

　　と答えてしまう感じです。

違和感があれば

　演奏を止めて

　　吹きなおすだろうけど、

　演奏を

　　吹きすすめたってことは、

　変な音じゃなかったんじゃないかな。

という感じ。

しかし、

一度

「今、どんな音でしたか？」

と聞かれてしまっているので

その後

もう一度吹いてみると

今度は、

ご自分の音が気になって

　ところどころ

　　違和感を感じて演奏を止めてしまいます。

1回目がいい音で吹いていて

2回目が変な音で吹いて

しまったわけではないのです。

演奏しながら

『ご自分の音を聞かないスイッチ』

を入れることができてしまいます。

この

『ご自分の音を聞かないスイッチ』を

解除したら

ご自分の音に意識が向いて

改善したい音が見つかっちゃうのです。

そのため、

1回目よりいい音で

　吹いているにも関わらず、

　　演奏をやめて

　吹きなおしてしまう方も

　多いです。

これはこれで

『聞きすぎて演奏を止めちゃう問題』

として別記事にします。

しかしながら

演奏中に

　自分がだせるきれいな音と違う。

という判断は必要です。

お手持ちの曲を吹く時に

ご自分の音聞いてみて下さい。

いい音で吹いていますか？

是非是非お試しくださいませ。