かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

昨日のはじめに戻さない

 川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
【ベテラン初級者様】とは何か?については以下をご確認ください。

https://kasuminoflute.hatenablog.com/about

 

 

今日のご提案は

「昨日のはじめに戻さない」

です。

 

昨日の記事

順番どおりに行うために録音

に似てる内容になっちゃいました。

 

毎日欠かさず練習するタイプの

 【ベテラン初級者様】に見て頂きたいです。

 

 

 【ベテラン初級者様】は

練習を始めるときにどんなことを考えますか?

「まー。いろいろ・・・。」

ですよね。

いろいろ浮かんでは消えて・・・。

 

「いろいろ」を明確にしましょう!

というご提案です。

 

昨日の練習でどんな成果がありましたか?

息をたくさん吸おうと思った

とか

すごく指を早く動かそうと思った。

とか

ビブラートをコントロールしようと思った。

 

という練習で見つけた改善の結果だと思います。

 

そして

今日

練習する前に

「昨日の成果」を意識できましたでしょうか。

 

「うーん。前にといわれると微妙」

という方が多いのではないでしょうか。

 

練習を開始して、

特定のフレーズがでてきて、

「あれ、つまずいた」

あ、そうだ、この手前で左手の薬指のツッパリを緩めておくのだった。

とか

「あー、息足りない。もっと吸うって書いてあった。」

とか

 

このように練習をしていないでしょうか。

 

思い出せたり

気づきがあればまだいいのですが

せっかく発見した成果を行わないで

以前の吹き方をしてしまうのは、

 

「うまくいかない方法」を再現する練習

をしている事になります。

 

「きゃー」

残念だと思いませんか。

 

私がおすすめしたいのは、

毎日の練習での課題をメモにして

楽譜の隣において視界に入るようにする方法です。

 

楽譜に書き込むのとは別がいいです。

大きいほうがいいのでA4用紙がおすすめ。

 

例えばこんな感じです。

 

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暗号ですね。

赤字で解説1~6としたところを説明してみます。

 

解説1

特定のフレーズの最後のビブラートを

4刻みから3刻みにするような表現に変えよう。

 

解説2

Aの2小節目 左手を気持ち前にすると指が回る

 

解説3

頭を後ろ上にしたときの音が気に入ったもう少し試す。

 

解説4

少しだけおなかが前に行く力も使ってみる

 

解説5

演奏する前に

楽譜に 目 のマークしたところを

チェックしてから吹いて。

流して見てしまいやすいところに

目のマークを入れているので

その復習を促しています。

 

解説6

口角の力そんなにいらなかった。

 

こんな感じで、

本人だけがわかるキーワードなわけです。

練習していて思い出すのはもったいないので

楽譜を開くとこの怪しい用紙が挟まっているという毎日です。

 

よかったら

是非是非お試しくださいませ。

 

ではまた。