p と k と tタンギングは決意
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪
【ベテラン初級者様】向けのブログです。
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【ベテラン初級者様】は
お得意ですか?
今日のご提案は
とにかく「 t 」
しましょう!です。
タンギングたまーに
注意されるなという方に
見て頂きたいです。
タンギングをしてくださいと
注意されたら、タンギングしてますか?
注意されるということは、
忘れている。
ということですよね。
当たり前ですみません。
忘れちゃうんですよね。
[ t ]がなくてもできる
日常会話もありますね。
「おはようございます。」
「こんにちはー」
「そうなの?。いいじゃなーい。」
「あらーそのお花、きれいね―。」
[ t ]の発音がある日常会話でも、
舌の先でなくて
舌の中央あたりがきっかけになって
[ t ][ d ]を発音しているようです。
「いって(te)らっしゃい」
「いた(ta)だ(da)きまーす」
私たちの日常生活にない
[ t ]。
なのでどうしても
タンギングは、
どうも、
何とも申し訳ないが、
「概念にない」
という感じしませんか。
なので注意されても、
吹いているうちに
らりらりらーと
タンギングがなくなっても気づかない。
タンギングしてない
ヒトには何がおきているでしょうか。
高音や、
同じ音の連続、
大きな音を出すための
[区切り]として体が
勝手に [ p ][ k ]を使います。
[ p ]は
3/4の記事に記載した
牛乳を吹き出さないための特殊技術です。
https://kasuminoflute.hatenablog.com/entry/2020/03/04/060000
(良かったら読んでみてください。)
[ k ]は
ダブルタンギングの[t k t k]の[ k ]です。
かきくけこ の ka ki ku ke ko
母音を無くした状態 [ k ]。
これも簡単に発音することができます。
この
[ p ]が[ k ]
[ t ]よりも なんだか 身近
なんですよね。
なので演奏に勝手に登場してしまいます。
ですが、
他の人に聞いてもらったり、
録音を聞くとなんか変。
なめらかな演奏になっていない。
変な理由がタンギングの
甘さと気づけば
タンギングを改善できますが、
なめらかでない理由が
指のせいだと思っちゃう人多いです。
[ p ]と[ k ]は
音と音の間に
一定の隙間を空けてしまうのです。
音の発音までに時間がかかると
かすれている印象になります。
せっかくきれいな音が出る方なのに、
タンギングをしないせいで
きれいな音で表現できなくなってしまいます。
これで「損」している人多いです。
きれいな音の演奏を表現するのに、
「きれいな音ねー」とは思うけど
「きれいな区切りね」と思うヒトはいないのですよね。
きれいだったら、きれいな音。
きれいでなかったらなんか変どこかが変。という印象になります。
短い曲でも、
100回くらいタンギングがあります。
100回のタンギングするべき箇所に
[ p ]と[ k ]を使ってしまうと
100回の出だしがかすれてしまいます。
全体がかすれた印象の曲になります。
ここで、
タンギングするぞーと決意しても
100回のタンギングするべき
場所全部が成功するとは限らないのです。
タンギングするぞーと決意が無ければ
100かすれ、
タンギングするぞーと決意ががあれば
100に近いHIT
練習しなくていのです、
吹く時にただ、決意するのです。
とにかく「 t 」
正しいタンギング、については
とにかく「 t 」
の決意の後に考えればいいと思います。
是非是非お試しくださいませ。
ではまた。