かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

足の力☆ファンタジー

川越市かすみ野のフルート教室
「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。
 
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長いフルート人生で

こんな事聞いたことないでしょうか。

「お足の裏から吸い上げて」

 

なにそれー。www。

そんな変な事聞いたことないよー。www。

という方にはこの記事は無用です。

 

私の場合は、

「お足の裏から吸い上げて」

足からどうやって?

でも先生に聞けず。

 

ピアノの先生からは

「足ちゃんとして、」

ちゃんとってどう?でも聞けず。

今はどうですか?とも聞けず。

 

歌の先生からは

「高い音をだしたいならその分深く根をはりなさい」

え?根?でも聞けず。

 

抽象的な?

 ファンタジーなことを言われても

実は理解できないでいました。

 

いろんな

音楽する人たちが足が大事って

言ってる気がするし

足腰は大切そうだから、

なんか説得力あるような気がするの。

 

結局わからないので

音楽をするときは

とにかく

 足を意識して結果、

力が入っていました。

 

長ーい年月が流れて

10年以上の年月です。

アレクサンダーテクニーク

(※アレクサンダーテクニークについては検索してみてください。

の授業を受けて

いるうちに

自分の足に力が入っている事に気付き

その力が演奏に必要か

 どうかわからないので

  試しにその足の力を

抜いてみたところ

とても楽に響いてきている気がします。

 

自分で改善した方法を記載します。

私の感覚なので、

この方法が絶対いい!わけではないです。参考として。見てください。

 

  1. 自分の立っている状態を観察する。
  2. 太ももの前側に力が入っている事がわかった。
  3. もう一つ、足首から両足の小指にかけて地面を押すようなぐぐっとした力も感じた。
  4. 力を抜くという決定をした。
  5. 太ももの力に注目しつづけているうちにふわっと力が抜けます。でも、楽器を持ち上げようとすると、きゅっと力が入ります。
  6. 足首の力を抜くと 「おっとっ」 という感じで体が後ろに傾きます。
  7. 傾いても体はかってにバランスをとってくれる感覚が起きます。
  8. 4、567を繰り返しました。
  9. 吹きます。
  10. 8、9、を繰り返します。

 

私の場合は、

力を抜こうと思ってもすぐ力が戻ってくる。

できたと思っても、楽器を持ち上げると力が戻ってくる

力を抜こうとする戦いを始めてしばらくしてから、力を抜いたまま楽器を吹くことができるようになりました。

 

ここで始めて、

「足のうらから吸い上げて」

はその先生には大切な

おまじないだったり、スイッチだったり、

したのだろう。

 

だけど、私には理解できなかった。

逆に言葉の印象で

ファンタジーな非現実的なもの

を実現させるべきと誤解を招いた。

そのために力みになっていたのだと

 

いやいや。

もっと簡単に言えるはず、

 

「足っ」て言われて

わかんないわ。

緊張すると「足っ」震えるし。

練習していると「足っ」痛くなるし。

みんなが「足っ」っていってたし

みんなって誰だっけ?まいっか。

「足っ」ぎゅーってしてたら

「足っ」をなんかやってます。

って感じするから、それでいいかな。

 

こんな感じで「足っ」と向き合っていましたが、

 

今は、

足の力を抜いてから、

必要なところに

必要な分だけ

必要なチカラ

を使って演奏する。

鐘をならすと鐘が揺れながら響くように

 (あっ。こういうたとえ誤解を生むかな。

体を自由に使いながら演奏するってこと。

 

もっとできそうです。

 

まだまだ研究中です。

 

【ベテラン初級者様】にもし

足について、

迷信のようなアドバイスを守り続けていたら、

ご自分を観察して、いらないチカラ抜いてみるのはいかがでしょうか。

 

ではまた。