かすみのフルートレッスンのブログ

埼玉県川越市かすみ野のフルート教室です。

拍子足踏み作戦

川越市かすみ野のフルート教室

「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。

 

♪フルートベテラン初級者さんの

初級脱出作戦♪として始めたブログです。

私が初級から抜け出せたと思った時の事、

個人練習で気づいた事、

演奏会やフルートについての昔話をする事で、

お役に立てたら嬉しいなと思っています。

お気楽に読んで頂けると嬉しいです。

 

日頃、「しっかり数えましょう」と

申し上げる事が多いのですが、

メトロノームをかけながら

フルートを吹くと分からなくなっちゃうという方は多いです。

メトロノームの前にお試し頂きたい練習方法があります。

 

表題のとおり、足踏みです。

もしかしたらフルートのレッスンで

足踏みをしていたら注意されてしまい、

それから足踏みを封印されていたかも。

 

フルートを吹きながらだと、

声でカウントもとれませんし、

手で拍子をとることもできませんので

やはり足踏みを使わせて頂きたいと思うのです。

 

生徒さんによくおすすめするのが、

座った状態で

両足を右、左、と交互に足踏みします。

右左でも左右でもどちらが先でもOKです。

 

2拍子ならこんな感じです。

右(1)左(2)右(1)左(2)

4拍子ならこんな感じです。

右(1)左(2)右(3)左(4)

3拍子の場合は、慣れないとちょっと難しいですが、

3拍子ならこんな感じです。

右(1)左(2)右(3)左(1)右(2)左(3)

 

6拍子なら

ゆっくり練習するときは

右(1)左(2)右(3)左(4)右(5)左(6)

慣れてきたら

右(123)左(223)

 

右、左と交互にする事が重要です。

右足だけでパタパタと足踏みすると

なぜか都合の良いところで早くなってしまったり、拍がずれたりします。

 

拍子足踏み作戦やってみると分かるのですが、

簡単なところでは問題なくできるのですが、

リズムがずれやすいところでは

足踏みしながらフルートを吹くのは難しいです。

 

足踏みしながらフルートが

吹けるようになるととても演奏が安定します。

 

本番では見栄えがちょっと・・・。

なので練習限定という事でお願いします。

 

是非是非お試しくださいませ。

左手の親指

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左手の親指についてご提案です。

 

フルートを吹き終わって、左手の親指に凹んだ跡がつきませんでしょうか。

それは左手の親指で押す力が強いようです。

 

左手の親指で押す力はフルートを手前から前側に押す力にもなります。

これが強すぎるとフルートが顎から離れやすくなり、音色がぼやけた感じになりがちです。

 

さらに、[左手の人差し指の付け根]からの力はフルートを顎に押します。

左手だけで、押す力がこちらと向こうで戦いになってしまいます。

 

フルートを構えて左手の親指を観察してみると、ほんの1センチ未満の押す力でキーは閉じます。

この小さな力を利用しましょう。

 

ココで気をつけたいのが少なく押さえることを、押さえない!と解釈しないことです。

押さえないと考えてしまうと体からの反発が起こりやすくなります。

 

○少なくえる

×たくさん押さえない

 

初めは難しいです。

たまに[左手の親指は少なくえる]を使って4小節くらいの短いフレーズを吹いてみます。

気に入って来たら演奏に取り入れるのがおすすめです。

左手の親指が関係する運指がなめらかになると思います。

 

是非是非お試しくださいませ。

 ただ、今回のような動きについての提案には無理な力が加わりやすいです。

くれぐれも無理は禁物です。

下記の注意事項も実行なさってください。

 

 【★重要なこと★】

動きの提案では力を入れたり完璧を求めたりするのは★危険★です。

 

新しい動きを求めても、

今まで通り動こうとする反応が起こります。

 

反応の戦いはフルート奏者の体を痛めてしまう★危険★があります。

  

ちょこっとお試し。

いつも通り楽しく演奏。

 

体が変化を受け入れるまで待ちましょう。 

意識することで体が受け入れて、演奏は改善します。

 

ではまた。

タイルの様に数える

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私には長い初級レベル時代がありました。

レベルアップを感じた時の事、

フルートの練習で気づいた事、

演奏会での事、昔話、などで

お役に立てないかなと思っています。

 

お気楽に読んで頂けると嬉しいです。

 

「数えていると思う」という感覚で

フルートを吹いていると拍が甘くなり、

不慣れな印象を与えてしまいます。

 

なんとなく数えるというところから

抜け出すとはどんな事かなと考えてみたのです。

 

レッスンでたまにお話するのが、

「タイルの様に数えましょう」です。

 

数える事をタイルの絵に例えてみました。

 

2センチ四方のタイルが張りめぐらされた

縦横1メールの大きな壁があるとします。

 

この縦横1メートルの大きな壁に

きれいな絵が描かれているとします。

 

数えながらフルートを吹くということは、

この大きなタイルの絵を作成するために

毎回タイルを2センチ四方に切って

その中に絵を描いて壁に貼ってゆく

という作業に似ていると思います。

 

タイル職人さんはそんな事はしないと思いますが・・・。

 

フルートを吹くために拍を数えるのは、

タイルを毎回2センチ四方に切ることと似ています。

リズムや音程をつけるのはその2センチ四方のタイルの中に絵を描くことと似ています。

 

2センチ四方のサイズが正確でないと

壁に隙間があいたり、間延びしたり、

全体としては美しい絵になりません。

 

正確すぎるとフルートの演奏が

機械の演奏のようになってしまうのでは?

と心配をされる方もいらっしゃるかもしれません。

でも大丈夫なのです。

正確に数えると自然な揺らぎが現れます。

この自然な心地よい揺らぎこそ個性的な演奏だと思います。

 

注意点もあります。

一生懸命数えたばかりに節が目立った

演奏になってしまう場合は、

ご自分のフルートの演奏を聴いて

流れるように演奏できるように心がけます。

 

是非是非、タイルのイメージをしてみてくださいませ。

ではまた。 

右手の親指

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「かすみのフルートレッスン」のこうちゆきこです。

 

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として始めたブログです。

私も長くフルート演奏の初級時代があったので

お役にたちたいと思いました。

レベルアップを感じた時の事、

フルートの練習で気づいた事、

フルートに関しての昔話です。

 

お気楽に読んで頂けると嬉しいです。

 

今日気になったのは

右手の親指です。

 

皆様はフルートのどこに右手の親指を

おいていますでしょうか。

 

生徒さんには無理が無ければ

右手の人差し指の裏側で

お客様からちょっと隠れたところに

置いてくださいとお伝えしています。

 

フルートを構える時に

右手の親指が人差し指よりも

左側になってしまうと

フルートが唇から離れやすくなってしまいます。

 

右手の親指に力が入りやすくなり

フルートを前に押す力が強くなってしまいます。

 

フルートを前に押す力は大切なのですが

強すぎるとバランスが崩れてしまいます。

 

フルートが顎から離れないようにするために

左手でフルートを顎に押すために調整するのですが、

余計な力を使うと体力が消耗してしまいます。

 

右手の親指の置き場に迷ってしまったら、

是非右手の人差し指の裏側でお客様から

ちょっと隠れたところをお試し頂きたいなと思います。

 

私は昔、サムポートという備品をフルートに装着していました。

備品に頼るのもいいと思います。

 

今回は動きのご提案でしたがご無理は禁物です。

くれぐれも無理の無いように下に記載致しました

【★重要なこと★】も見て頂きたいです。

 

【★重要なこと★】

動きの提案では力を入れたり

完璧を求めたりするのは★危険★です。

 

新しい動きを求めても。

今まで通り動こうとする反応が起こります。

 

体の反応の戦いは

フルート奏者の体を痛める★危険★があります。

 

意識をもったら体が変化を受け入れるまで待ちましょう。

ちょこっとお試し。いつも通り楽しく演奏。

意識することで体が受け入れて、演奏は改善します。

 

ではまた。

手指側を立てるとフルートが上がる

川越市かすみ野のフルート教室

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♪フルートベテラン初級者さんの初級脱出作戦♪

として

フルートベテラン初級者さんの

お役に立つ情報を記載しようと始めたブログですが、

最近は私のフルートの個人練習で気づいた事や

フルートに関しての昔話も混ぜ込んで記載しております。

 

皆さんに当てはまらないかもしれませんが、

参考程度にお気楽に眺めて頂けると嬉しいです。

  

今日のお話は

「手指側を立てるとフルートが上がる」

です。

 

フルートを構えたときにフルートの右側を

上げたいと思われた事はありますでしょうか。

 

例えばこんな時です。

フルートの演奏している姿を写真で見たら右手が下がっていた。

試しに右手を上げてフルートを吹いてみたらいい音が出た。

 

フルートの右手側が下がっていても、

上がっていても、いい音ならどちらでもいいのです。

 

それから、

フルートの右側を上げて吹くと決めた方で

右腕を上げてフルートも上がって楽しく演奏できている方は問題ないです。

 

しかし、

右手を上げるつもりが、肘を上げてしまい、

右腕を上げているつもりなのにフルートの右側が

上がらないという方へのご提案です。

 

試しに机に肘と手指が同時においてある状態にしてみてくだい。

指先と手のひらを机につけたまま肘を上げる事ができると思います。

 

フルートを構えた状態でも同じ事です。

右腕を上げているつもりが、右肘だけが上がっていて、

フルートを持つ手指は上がっていない。

 

これでは腕を上げようとすればするほど疲れてしまいます。

 

フルートの右側を上げるときは実際に腕を見て観察するとか、

鏡に映してみることが必要ですね。

 

指先を上げるという事をご提案したいと思います。

 

ここで試して頂きたいのが、

少しずつ少しずつ手指手のひらを空の方向に向けて立たせていく事です。

 

くれぐれも少しずつです。

 

この時、肘は反対に下がっていきますが、

肘が真下になるほどまでは変化させない事にします。

少しずつ動かすのはそのためです。

 

手指を真上に向けて、

肘が真下に来てしまうとフルートは吹きにくくなってしまいます。

 

コンパスをイメージするのはどうでしょうか。

肘を中心として指先で弧を描くとします。

肘と指先が同じ高さにある時、フルートは低くなり、

肘よりも指先を上げるとフルートが高くなっていきます。

 

そして、

指先を高くする事で、肘も自然と上がっていいです。

指先が上がると同時に肘にも動きがあるはずです。

肘も動いていいのです。

 

くれぐれも指先を高くするのは少しずつです。

1センチくらいずつ上げてみて、気に入った音色を探すのがいいかなと思います。

  

動きの提案でございましたので、

くれぐれも無理なさらないように

下も読んでくださいませ。

 

【★重要なこと★】

動きの提案では力を入れたり完璧を求めたりするのは★危険★です。

新しい動きを求めても。

今まで通り動こうとする反応が起こります。

 

体の反応の戦いはフルート奏者の体を痛める★危険★があります。

 

意識をもったら体が変化を受け入れるまで待ちましょう。

 

ちょこっとお試し。いつも通り楽しく演奏。

 

意識することで体が受け入れて、演奏は改善します。

 

ではまた。